実は・・・・・・・
２０１０年７月に仕事中に右の手が、丁度、正座をした後に足が痺れる様な感じで痺れてきたのですが、１５分程で痺れが若干落ち着いて来てチョット違和感はあったものの無事に、電車、バスで自宅に帰ってきました。
２３時半頃に自宅に帰ると同時に、右手から順に右腕全体が動かなくなり、「これは大変」との事で救急車を呼びました。救急車を待っている間に、右足の感覚も無くなってきて、それと同時に言葉が旨く喋れなくなってきました。
救急車で２４時頃に草加市立病院に搬送された後、ＣＴ撮影にて左側頭部の脳出血がある（約３センチ程度）との事で手術を行う事になりました。
（担当の先生が看護士さんＣＴの結果を見ながら、これは開けないと(手術しないと)駄目だな・・・家族何時に来る？ などの話が聞こえてきて、『え！、頭蓋骨開けるの？』って感じです！）
麻酔って本当にテレビドラマみたいにかかるのですね。担当の方がこれから麻酔を掛けますが、起きたら大きく深呼吸をして下さい、それでは麻酔を掛けます・・・・・って言葉を聞いた後は本当にすぅ〜っと意識がなくなりました。
約３時間後に、手術室からICUに戻り、一番先に話した事が、『これ、外して・・・』（麻酔から目が覚めてもうろうとしている時に暴れて点滴のチューブを外すと良くないとの事で左手も動かないようにされていました）と言った様な気がします。
麻酔の影響からか、その後もウトウト・・・でも、担当の看護士さんがしょっちゅう気にしてそばで様子を診てくれたり、目が覚めているときは、話し相手になってくれたり・・術後の不安な気分も無くしてくれました。その時の話の中で、「朝９時頃に医師の回診があるので、その時に"Ｖサイン"をして驚かしてあげようよ・・」との話になり、朝の回診で、見るからに偉そうな先生達が回って来たときに、約束通り先生達に"Ｖサイン"難しそうな先生達の顔から笑顔が・・・・・・・・
その日の夕方に、ICUから病棟のナースステーションの脇の部屋に・・・・これで、救急車で運ばれてからやっと少し落ち着いた気分に
この時点で、
右足は、若干の動きあり、どの指を触られているかほとんどわからず
右腕は、痛みは感じるが、自分の意志では全く動かない状況
言葉は、自分でしゃべりたい単語が頭でわかっていても言葉にならない、また呂律が回らない状況
手術後、４日目からリハビリ開始し、リハビリテーション天草病院に転院するまでの１０日間のリハビリの成果は、
右足は、一本杖を使ってやっと歩ける程度に快復
（足はリハビリの時間外も車椅子に座りながら右足も出来るだけ動かし歩く(蹴る)雰囲気を練習）
右腕はほとんど変わらず
手術後、約２週間でリハビリテーション天草病院に転院、当日はあいにくの雨・・・・気持ちも若干落ち込みます。
（本当は、転院の際に１日くらい家に帰れないかと思っていたのですが、しっかり却下されました）
天草は正直、以前は聞いたことが無かった病院なんですが、少し前に知り合いが入院し名前だけは知っていました。実際に自分が入院する事になったっら、思ったより大きな病院で、また外にも出られるようになり、外から全景を見ると本当に大きな病院でした。実際に、病棟はＡ棟、Ｂ棟、Ｃ棟とあり全部で150床以上あるようです。
入院当初の１週間は以前の病院とも環境が変わり早く家に帰りたい気分でしたが、一緒にいる患者さん達とも少しずつ話せるようになり、看護士さん、介護士さんも色々と気を遣ってくれ、少しずつ環境にも慣れて来ました。
（一番、前の病院と違った所は、食事がみんなと一緒にホールでする事・・・でも、そのお陰で皆さんと早く話し出来るようになったのかもしれませんね）
また、各リハビリのセラピストの方々もリハビリをしながら色々な話をしてくれたり、話を聞いてくれたり・・・みなさんとっても気を楽にしてリハビリが出来るようにしてくれていました。
主担当になってくれたOT(作業療法)のセラピストの方が、「自分たちは患者さんの自己治癒能力を妨げない様にするのは当然、その中でそれ以上に如何にして治癒能力を高めるお手伝いをする事が大事」と話していましたが、しっかりそのように対応してくれました。（途中から天草にいるのが楽しくなってきました・・・）
そのお陰で、発病から５ヶ月：２０１０年１２月、無事(?)退院する事が出来ました。
天草病院のPT：Hさん、OT：Mさん、ST：Aさんほか担当して頂いた各セラピストの方々本当にありがとうございました。
との事で、ホームページの更新がしばらく中断していましたが少しずつ再開できると思います
そうそう！ 越谷市では、保健医療でのリハビリを終了した方を対象に『機能訓練教室』を開催しています。 詳しくは越谷市のHPまで・・・・・ |
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